お知らせ
2013/12/18[お知らせ]
環境科学部OB・OGによる就職講演会が開催されました。
11月25日、文教スカイホールにおいて環境科学部OB・OGによる就職講演会が開催されました。この講演会は環境科学部同窓会(緑友会)の協力により学生自主企画として実施されたもので、約70名の学生が参加しました。講演していただいたOB・OGは以下の4名です。
●章 天楽さん(環境科学部2期生 双日九州株式会社勤務)
●浪江 大輔さん(環境科学部3期生 クボタ環境サービス株式会社勤務)
●佐々口 晴菜さん(環境科学部7期生)
●佐貫 敬史さん(環境科学部9期生 らでぃっしゅぼーや株式会社勤務)
講演では、
1.学生時代行ってきたことをテーマとした模擬面接
2.会社選びについてのトークセッション
3.仕事の醍醐味
4.先輩からのメッセージ
の4部構成でお話いただきました。
まず最初に、現在会社で人事を担当されている佐貫さんと佐々口さんが面接官役となり、章さんと浪江さんが予め作成した学生時代の自分史を使って模擬面接が行われました。佐々口さんからは面接で「学生生活で一番力を入れたこと」「一番頑張ったエピソードの具体的内容」「その中で自分が工夫したこと」などの質問があり、その質問の意図についてお話しいただきました。佐貫さんからは、サークルのリーダーなど分かりやすい話のネタがあれば質問しやすいが、何も無いと思っている学生でも実際には何か一生懸命やったこはあるので、それを何故やったのか、どういうふうにやったのかを話してもらえれば良いというコメントがありました。両者とも、会社に入って長期間働く間ずっと良い格好をしていることはできないので、面接では出来るだけありのままの自分を出してもらうように努めているということでした。
会社を選んだ理由は、四者四様でした。佐貫さんは企業理念を重視、章さんは自分が何を持っているかを考え、それをどう生かせるかを重視したと話されました。佐々口さんは、専門の仕事しか担当できない大企業より、幅広い仕事に携わることが出来る中小企業を選んだこと、会社の先輩達の雰囲気も重視したこと、浪江さんは大学で勉強したことの関連で自分が何をしたいかを重視したと話されました。最後に佐貫さんから、自分は何を大事に大切にしてきたのか、苦しいときに頑張ったのは何故かを考えて企業選びに生かしてほしいというアドバイスがありました。
仕事の醍醐味については、浪江さんから廃棄物処理施設を365日24時間稼働させることの使命感やトラブルを解決したときに顧客からいただく感謝の言葉がやりがいになるというお話がありました。佐貫さん、佐々口さんからは、例えば研修によって研修生の迷いが解消できたときの嬉しさについて話していただきました。章さんからは、最初は残業なども多く怒られることも多くて大変だったが、怒られないために自分で工夫することによって5~6年たつと成長できてきたという体験談をお話しいただきました。
最後に、現役生に対するメッセージとして、(1)是非先輩を使って就活を進めてほしい、地方の大学生は東京の大学生と比べると機会の面でハンデキャップがあるが、東京に先輩がたくさんいるので遠慮無く相談してほしい、(2)就活は学生にとって社会と触れ合う良い機会であり、他者からの視点が特に大事なので、キャリアプラザなど活用して、いろいろな人と話をして頑張ってほしい、などのアドバイスをいただきました。
他にもいろいろ貴重なコメントをいただき、現役生たちの就活に大いに参考になったのではないかと思います。お忙しい中ご講演いただいたOB・OGのみなさま、ありがとうございました。