私は、環境科学部では「環境政策コース」といわれる主に社会科学を扱うコースに所属し、社会学や経済学、法政策学などについての講義を受講しています。しかし、意外に思われるかもしれませんが、私は生き物を扱う研究室に所属し、卒業研究では生物の保全について研究しています。これまで数学や物理などの俗に「理系」と呼ばれる教科が苦手だったため、生物に関する研究は諦めていました。
それでもずっと興味のあった生物への関わりを持ちたくて、「文理融合」を掲げる長崎大学環境科学部であれば社会科学的なアプローチから生物に関係する研究ができると思い、入学しました。数学や物理は少し苦手だけど、苦手な分野も学びたいと考えている方はぜひ環境科学部への入学を視野に入れてみてください。
また、研究だけでなく、サークルでも生物に関係する活動を行っています。私は、主に環境科学部の学生によって運営されている「ビオトープ・パレット」というサークルに所属しています。このサークルの主な活動は、大学の敷地内にあるビオトープと呼ばれる人工池を管理し、生物の住む環境の整備です。生物に興味のある人だけでなく、緑地計画などの造園学にも興味がある人もぜひ環境科学部へ入学を検討してみてください。
(環境政策コース3年生)