環境科学部の令和7年度入学者選抜方法の概要をご説明します。詳細および最新情報は、必ず長崎大学入試課ホームページをご確認ください。
長崎大学環境科学部は国立大学で初めて設立された文理融合学部です。環境科学のフロンティアとして、従来の文系・理系の枠にとらわれることなく、地球環境問題を総合的に見つめることのできる人材を国際社会へ送り出すことを目指しています。
この趣旨のもと、環境科学部の一般入試と推薦入試では、選抜方法A(文系受験)と選抜方法B(理系受験)が併用されています。この制度により、自分が得意とする科目群での受験が可能となっています。
文系・理系のどちらの選抜方法で入学しても、1年次では全員が文系・理系の両分野にまたがる、環境科学を学ぶうえで基礎となる同じ講義群を履修します。そして、1年次の年末に「履修コース選択」の機会があり、希望するコースへ進むことができます。
例えば、高校では文系クラスで、選抜方法A(文系受験)で当学部に入学後、1年次の講義等を受けながら自分の学問的興味を見つめ直し、2年次から理系コース(環境保全設計コース)に進むこともできます。勿論、この逆も可能です。この制度により、将来の進路選択の幅を大きく広げることが可能です。
可能です。どちらの選抜方法で受験し入学しても希望するコース(環境政策コース、環境保全設計コース)へ進むことができます。ただし、一方のコースに著しく希望者が偏った場合は、1年次の成績により調整を行う事があります。
しっかり授業を聞き、勉強すれば問題ありません。理系コースの2年次には、「環境物理学」、「環境化学」および「環境生物学」など、理系の基礎科目を学習する機会があり、ここでしっかり取り組むことにより、理系の基礎的素養を身につけることができます。