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教員・研究室紹介

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大気環境科学研究室
環境保全設計

大気環境科学研究室

中山 智喜 先生
  • #PM2.5
  • #アジア/アフリカ
  • #大気汚染
  • #小型センサ
  • #気候変動

INTERVIEWER: 先生はどのような授業をご担当されていますか。
中山 先生: 1年生の「大気環境概論」や3年生の「大気化学」の授業で、デモ実験や演習などを交えて大気中の化学物質の発生・変質・消失過程や影響について教えています。学生実験では、小型センサ計測器を用いたPM2.5などのモバイル観測などに挑戦してもらっています。

INTERVIEWER: 先生はどのような研究をされていますか。
中山 先生: 様々な測定器を用いて、国内外で大気中の気体成分、PM2.5などのエアロゾル粒子、雲粒子などの観測を行っています。特に、独自開発の小型計測器による観測により、アジアやアフリカにおける大気汚染の実態解明に取り組んでいます。

INTERVIEWER: 研究を通じてどういうことを目指していますか?
中山 先生: 人間活動や自然活動が、気候変動や大気環境に及ぼす影響について理解を深めることで、地球の健康(プラネタリーヘルス)の実現に寄与することを目指しています。

INTERVIEWER: 授業や研究以外で力を入れていることはありますか?
中山 先生: 小・中・高校生対象の体験授業なども積極的に行っています。講義や実験をとおして「PM2.5がどのように発生するか」や「二酸化炭素などの温室効果気体が地球をどうして暖めるのか」などについて学んでもらっています。

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