INTERVIEWER: 長江先生、本日はよろしくお願いします。
長江 先生: 環境毒性学研究室の長江です。本日はよろしくお願いいたします。
INTERVIEWER: 長江先生の研究室では、何について研究されていますか?
長江 先生: 私の研究室では、メダカおよびミジンコを試験生物に用いて、環境汚染物質の生物影響を調べています。現在では、ヒトが環境中に放出した「医薬品」に焦点を絞り、メダカやミジンコに対する行動および繁殖影響を調べています。
INTERVIEWER: 長江先生はどのような授業を担当されていますか?
長江 先生: 私は「環境毒性学」という講義を担当しており(3年前期)、化学物質の毒性が生物のどのような機能に影響を及ぼすのか、そのメカニズムや、それを調べるための試験法などについて詳しく説明しています。 学生実験では、PCR法および電気泳動法を利用して、生物の遺伝的性判別を実施しています。
INTERVIEWER: 先生の研究室で学んだ内容は、どのような進路に活かされますか?
長江 先生: 環境調査、環境アセスメント、環境分析を行っている企業等に就職する際に、研究室での経験が活かせると思いますし、実施にそれに関連する企業に多くの卒業生が就職し、活躍しています。