INTERVIEWER: 今日は小山先生、よろしくお願いします。
小山 先生: ようこそ、資源循環生物工学研究室へ。 I
NTERVIEWER: 小山先生は何について研究されていますか?
小山 先生: 微生物を利用して廃棄物バイオマスを有用資源に変換する環境バイオ技術について研究しています。微生物の培養やバイオリアクターの開発・最適化などの「微生物工学」と、メタゲノム解析などの「分子生物学」の2つのアプローチで高効率化とメカニズム解明に取り組んでいます。
INTERVIEWER: 小山先生はどのような授業をご担当されていますか。
小山 先生: 環境分子生物学という講義では、遺伝情報の解析を通して、環境バイオテクノロジーの開発・メカニズムや、生物多様性と環境との関わりを解明する技術について教えています。
INTERVIEWER: 教員からみた環境科学部の良い所はどんなところでしょうか?
小山 先生: 多様な分野で最先端の研究を手掛ける先生方が集まっているので、研究と教育の両面で相乗効果が生まれている点だと思います。研究では、複数の分野の協働と融合によって、複雑な環境問題の解決に向けた革新的な知見を得ることができます。教育では、学生が幅広い分野を学んで多角的な視野を養うことができます。さらに、長崎の豊かな自然環境を活かしたフィールド学習が充実している点も強みだと思います。