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衛星気候学研究室
環境保全設計

衛星気候学研究室

河本 和明 先生
  • #エアロゾル(大気浮遊微粒子)
  • #気候
  • #気象
  • #衛星観測
  • #雲

INTERVIEWER: 今日は河本先生、よろしくお願いします。
河本 先生: 衛星気候学研究室にようこそいらっしゃいました。

INTERVIEWER: 河本先生は何について研究されていますか?
河本 先生: 私は主に人工衛星データを使って、雲や雨の性質がエアロゾルによってどう影響されるかを研究しています。自然界で雲粒ができるためにはエアロゾルが必要なので、エアロゾルの量や組成の違いが雲や雨の性質を変えるのです。最近は、エアロゾルの量や組成と、雲の中の氷晶のできやすさの関係に興味を持っています。

INTERVIEWER: 河本先生はどのような授業をお持ちですか?
河本 先生: 私が担当する環境気象学では、地球大気の構造や特徴、風の吹き方、雲の形成、温室効果のメカニズム、大気環境問題の現状などを解説します。また実験科目では、天気図を描いたり、人工衛星データの解析を実習します。

INTERVIEWER: 環境科学部では、どのように学んだらいいでしょうか?
河本 先生: 環境科学部に限らず、一般に大学で学ぶ時は、自ら学ぶ姿勢が今までよりさらに重要になります。積極的・主体的に取り組めば多くを得ることができるでしょう。また講義を受けるだけでなく、興味のあることはどんどん独学していってほしいと思います。その過程で、自分が好きな、拠って立つ専門分野を見つけられれば大成功です。

INTERVIEWER: 環境科学部で学んだことをもっと深めたいと思ったらどうしたらいいですか?
河本 先生: 環境科学部で勉強していく中で、もっと深めたいという分野が見つかれば、学部を卒業した後に総合生産科学研究科という大学院がありますので、そこで思う存分研究することができます。修士や博士の学位を取得すれば、より専門性の高い職業につく可能性が上がります。 大学院進学という選択肢も頭に入れて、大学生活を過ごしてください。

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