INTERVIEWER: 今日は服部先生、よろしくお願いします。
服部 先生: ようこそ進化生態学研究室へ。
INTERVIEWER: 服部先生は何について研究されていますか?
服部 先生: 私は、様々な生物についてその生き様や、生物の人間社会への利用について研究しています。最近では、新規タンパク質源である昆虫の廃棄物を利用した養殖やマダニ類の媒介する人獣共通感染症のハザードマップの開発についても挑戦しています。私は、廃棄物系バイオマス中の未利用成分を利活用し、化粧品素材や飼料添加物等の有用化学品に再資源化する環境バイオ技術の開発が重要な研究課題であると考えて研究を推進しています。
INTERVIEWER: 服部先生はどのような授業をご担当されていますか?
服部 先生: 私は、担当する保全生物学という授業で生物多様性の減少を引き起こす人間活動や生物多様性を守るための仕組みについて教えています。また、フィールドスクールでは雲仙や対馬へ学生を引率し、実際の環境問題を体験してもらっています。
INTERVIEWER: 教員からみた環境科学部の良い所はどんなところでしょうか?
服部 先生: 環境科学部では高校での文・理の選択にかかわらず、環境問題の解決に必要なことを広く学べるのが良い所だと考えています。